2009年07月01日
断ち切れぬ『憎しみの連鎖』と産みの親の狼狽
米政府は今年度のイラク難民受け入れ数を1万2000人に設定している。国務省は、2001年の9.11米同時多発テロを機に煩雑になった手続きのせいで受け入れが遅れていると指摘。「手続きのスピードアップを図る必要がある」との見解を示している。
米国は、イラクから難民のほかに、政府職員として働ける人材(翻訳者、通訳者など)とその家族を年間500人受け入れることでも合意している。
だが、イラクの国内避難民が250万人、国外避難民が200万人(国連推定)とも言われるなかで、米国の受け入れ数は微々たるものだ。
難民の人権擁護団体「International Rescue Committee(IRC)」は最近、「米国のイラク難民救済は不十分。米国が戦争の当事者であるからには、米国には難民を受け入れる道義的責任がある」と非難する報告書を発表。年間で少なくとも3万人を受け入れるべきとしている。
米国は、1975年のベトナム戦争終結後にはベトナム難民を13万人受け入れている。(c)AFP/Sylvie Lanteaume
国内にテロアレルギーが充満している状況で「手続きのスピードアップ」は無理な話だろうと思う。将来アメリカに牙を向けるテロリスト予備軍を自らの手で育む結果になるからでもある。
しかし現実的に米国はこれまでも名だたるテロリストを育んできたし(代表がサダムやビンラディンだ)、結果的にテロを呼び込む外交政策を続けてきた。
どうにもならぬ憎しみの連鎖は誰が生み出しているのか。
そしてそれはいつ終わるのか。
2008/03/27 16:20:08
posted by eyes4cynical at 08:26
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